オリジナルの小説を書いてます。 【Offbeatscore】連載中です。

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旅行から帰ってきた都雅と会えたのは、実は最後に会ってから一週間後だった。
 引っ越してきたばかりで、あまり片付いていなかったのもあったし。
 新しい学校へ挨拶に行ったり買い物したり、少し離れた町に住んでいる親戚の家へ遊びに行っていたら一週間があっという間に過ぎてしまった。
 都雅からメールも電話も来なかったし、私もメールを送らず電話もしなかった。
 そんなので友達か?って聞かれるかもしれないけど。
 なんだろう。
 不思議な感覚だった。
 説明ができないけど。
 とにかく、ようやく家も片付いて(家具配置にこだわる両親なので、何度も家具を移動したためなのよ)私はしばらくぶりに折りたたみの携帯電話を開いて、メールを都雅に送った。
 返事は意外に早く来て、午後から先生達と一緒に遊ぼうという事だった。
 そう。
 それから家意外で、都雅と二人になることはなく。
 どうやら、都雅が私と二人で歩く事を敬遠しているらしかった。
 先生たちがいないと、一緒に外へ出れないってどういうこと?
 近くの公園にさえ、先生たちがいないと絶対一緒に行かなかった。
 最初に会った時が懐かしいったらありゃしない。
 そんな事が五日続いて(私にしては、もった方だけど)とうとう私は家に遊びに行った時に、都雅に噛み付いた。
「ちょっと! 都雅。どうしてなのよ?」
 都雅はキョトンとした顔で、私を見上げていた。
 都雅は椅子に座ったまま。私は椅子から立ち上がって、両手を腰に当て鼻息も荒く都雅を睨む。
「何よ? 彼女と間違われたくないっていうなら、それなりの対処ってものがあるでしょう!?」
「例えば?」

49へつづく
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