「それは有難う御座います。ここで提案なのですが、どうです?このあたりで休戦して同盟を結びませんこと?」
休戦って、え? そもそも何で二人は仲が良さそうじゃないんだろう。
「同盟…ね」
「ええ。八潮路さんお一人では獅狩さんをお守りするのは難しいと思いますわ。同性の友達も必要なはずです。いかがです?」
「………いいよ」
都雅がそう言って、手を差し出す。二人は握手を交わして、どうやら同盟が結ばれたようだった。
って。
ちょっとまって。
私の意見はなし?
私がポカンとしていると、階段を上がってきていた芹さんが小さく笑いながら私達の側へやってきた。
71へつづく


